本を読みました。
「未亡人26年生が教える心地よいひとり暮らし」
著者は36歳で夫を病で亡くされたりっつんさん。
ブログもされています。
りっつんさんのブログを読むようになって、当時は1人どんな気持ちで子どもを育てあげたんだろうと気になり、本を手に取りました。
とても気持ちを軽やかにしてくれる1冊
第一の感想は不安な気持ちをシュルシュル小さくしてくれる本!
子どもを立派に育て上げ、一生懸命生きてきた苦労が文章からわかるのに、全体の雰囲気は重々しさがなく実に軽やか。
でも実体験からくる言葉はずっしり胸にくる。
なんとなく、戦争で苦労した祖母の言葉の「重み」とりっつんさんの言葉の「重み」が自分の中で重なります。
苦労した人が発する言葉って仙人(褒めてます)からのお言葉のようで、なんて人を安心させてくれるんだろうと常々思います。
過去苦労をしても今を心地よく軽快に暮らしているりっつんさんの様子が、心底わたしの気持ちをホッとさせてくれました。
息子2人の姿に勇気をもらえる
りっつんさんには息子さんが2人います。
うちと同じ息子2人。
りっつんさんの旦那さんが亡くなった当時、子ども達の年齢は8歳と10歳。
まだ小学生です。
その息子さんたちが今や立派に成長し、自立していることに一番勇気を貰えました。
私も頑張れば息子たちはきっと立派に育ってくれるはず…!
そう思わせてくれました。(素質うんぬんは考えないようにしよう)
なにより、
「若い未亡人さんが無事に子育てを終えられますように」というメッセージが本に詰まっていて、どういうポイントに気を付けながら子育てをしたかが書いてあります。
今の私にとって大事な育児書の一つになりました。
ところで、りっつんさんの年子の息子さんは30代半ば。
長男さんか次男さんか、どちらかが私と同い年かもしれません。
息子さんたちにもどんなお母さん?とインタビューしたいです。
うちの息子たちもこんな風に育ってくれたらなぁ~~!
心地よく暮らそう
素敵な本と出会いました。
夫を亡くして半年ほど。
1年生の私。
26年生から教わったことを胸に、
軽やかに、変化を恐れず今を心地よく暮らしたいです。
りっつんさんの目標は機嫌の良い婆になること。
めっちゃいい。笑。
私も機嫌の良い婆を目指すべく、今からどんな時も機嫌の良い人でいよう!