35歳で初めて保険に加入した話し

「保険には一つも入っていないなぁ」というとすごーく珍しがられたり、びっくりされたりします。

びっくりされた後、保険に入るとどれだけお得かこんこんと聞かされた事もあります。

それでも頑なに入らなかった保険。

今年度から会社の団体生命保険に加入し、4月の給料明細を見たら保険料4,000円が控除されていました。

目次

Contents

今まで保険に必要性を感じなかった…

保険は必要なかった…。

これにつきます。

親の教育のせいか、とにかく保険に必要性を感じなかったです。

保険はお得を求めて入るものではないよ、危険に備えるために保険として利用するんだよ、と。

生命保険

生命保険は、

「りのしゅりーが死んでも誰も金銭的に困らないよ」

と両親に一刀両断され入らず。

葬式代くらいの保険に入っておこうかなぁとも思ったのですが、

「それくらいの貯金はあるでしょ」

と止められました。

結婚した後は夫のほうが私より稼ぎが多く、私が死んでも夫は金銭的に困らないなと思って生命保険に入りませんでした。

医療保険

医療保険については、

就職するまで父の扶養に入っており父の会社の健康保険組合に入っていました。

高額療養費制度(法定給付)があるから医療保険はいらないと言われました。

(でも父は住宅ローンにくっついている医療保険に入っていたような…)

その後就職し、同期みんなが医療保険に加入したので私も再度検討したのですが、やはり高額療養費制度があるからいいという親の言葉が頭をよぎり結局医療保険には入りませんでした。

<高額療養費制度(法定給付)>とは、自己負担額が高額になった時は負担を軽くするため、一定額(法定自己負担限度額)を超えた額が支給される制度。

支給される額は「標準報酬月額」によって変わります。
「標準報酬月額」とは(厳密には違うけど)「月収」だと思って下さい。

(例)たとえば医療費が総額100万だった時

私たちは3割負担なので総額100万円の医療費に対して30万円払います。

でも高額療養費制度があるので…

  • 月収約83万円以上の人は約5万円戻ってきます。(約25万円払う)
  • 月収約53万円~79万円以上の人は約13万円戻ってきます。(約17万円払う)
  • 月収約28万円~50万円以上の人は約22万円戻ってきます。(約8万円払う)
  • 月収約26万円以下の人は約24万円戻ってきます。(約6万円払う)
  • 住民非課税世帯は約26万円戻ってきます。(約4万円払う)

ざっくりこんなイメージ。

よく世間で言われる平均的なお給料の人は月額6~8万円の医療費払えばどうにかなります。

(入院した際の差額ベッド代や食事代等は自己負担なのでこれにプラスされるけど)

治療期間が数か月ですめば貯金でカバーできそうですよね。

その後、私はさらに就職した会社の健康保険組合独自の制度、付加金(一部負担還元金)という制度を知り、ますます医療保険は必要ないと確信することになりました。

付加金(一部負担還元金)>とは、加入しているその組合独自の制度。

自己負担額をさらに軽減するため、健保独自の付加給付「一部負担還元金等」が健康保険から支給される。

組合によって支給される金額は違う。

勤めている会社にこの制度があり、結局私は医療費がかかっても月額3万円以上は払わなくて良いらしい。

会社勤めの人は付加金があるか調べてみると良いと思います!

とにかく医療保険は必要ない。

しかし事情が変わった

しかし事情が変わりました。

夫が亡くなり、ひとり親になりました。

子ども達が成人するまで私が頑張って生きないと子ども達がみなしごになってしまいます。

それは避けたい。

でも人の生死はどうなるかわかりません。

夫も突然亡くなりました。

私が亡くなったら困る子ども達のために「生命保険」が必要になりました。

掛け捨てのグループ生命保険

今年度から掛け捨てのグループ生命保険に加入しました。

グループ生命保険、別名「団体生命保険」とも言います。

グループ生命保険・団体生命保険>とは、特定の企業・労働組合等に所属している人を対象に募集している保険です。

私がこの保険を選んだ理由は3つ。

① 保険料が安い

会社から1年で2千円の支援金がでます。

あとは自ら保険料を負担します。

でも広告宣伝費がかからない分、個人向けの保険料よりも割安で、個人向けと同じようにしっかりとした保障が受けられます。

② 手続きが容易

保険に入る前には、健康状況を告知する必要がありますが、団体生命保険は会社の健康診断の結果を利用してくれるので、煩わしい手続きがないです。

③ 配当金が貰える

過去の実績をみたら配当還元率は40%~50%くらいです。

今後も半分弱は戻ってくるといいなぁと思っています。

子どもさえ立派に自立してくれたら

本当に、子どもさえ立派に自立してくれたら…。

まだ4歳と2歳なので全然将来どうなるかわかりませんが…。

子どもが巣立ったらすっぱり生命保険はやめるつもりでいます。

今後のことはどうなるかわからないけれど…。

あとは貯金とインデックス投資で養育費をしっかり確保します!

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