夫が突然亡くなり、「これから私は子どものためだけに生きていかなくては」と強く思って早半年超。
私は肩に力が入り、思い込みをしすぎていたのかもしれない、
と先日祖母と話しをしていて思いました。
もっと柔軟に。
もっと軽やかに。
少し視野が広くなれたのか、久しぶりに自分で自分のお手入れをする気になりました。
爪をキレイにしたい
夫がなくなってから爪はビシバシと爪切りで切り詰めていました。
ほんとはやすりで削ったほうが爪には良いことはわかっているけど、自分の爪に構う気分にはなれなくて。
「どうでもいい」
という気持ちにずっと支配されていました。
祖母との会話で、いつ終わるかわからない人生、美しいもの楽しいものを愛で味わいたいなという気持ちが芽生えました。
焼け野原だった心からひょっこりだけ芽が出ました。
そこで自分のネイルケアグッズを引っ張り出し、のんびりと深夜に爪磨きをすることにしました。
自分を労わりたいなぁと思って。

こうやって準備万端にネイルグッズを並べるのも久しぶりです。
まだ1年もたっていないのに…なんだか懐かしいです。
あぁ、夫もこんな風に引っ張り出せたらいいのに。
夫のことも見たら懐かしいと思うのでしょうか。
毎日毎日頭の中で姿かたちを考えているから懐かしさなど感じないのでしょうか。
お手本はBEAUTY THE BIBLE
Amazon Prime Videoで配信されている美容・コスメのHOW TO番組「BEAUTY THE BIBLE(ビューティーザバイブル)」。
シーズン1の第5話は「究極のネイルケア」。
ゲスト講師は、自爪にこだわる大人気ネイルサロン「ロングルアージュ」の代表「東條汀留さん」。
こちらの番組は美容に詳しい田中みな実さんがMCを務めいてなんだか説得力があるのでお手本にしながら爪磨き。
講師の東條汀留さんのアドバイスは以下のとおり。
ポイント
- 爪は切りすぎず、裏から1〜2ミリ見えるくらいの長さが良い
- 爪の形は”ラウンドスクエア”にする(指が長く細く見える、割れにくい)
- ヤスリは爪に対して45度で当て、一方向に動かしてまっすぐに削る(両方向に動かして削るのは×)
- サイドも伸びるためサイドも真っ直ぐに削る
- 先端とサイドをまっすぐに削ると角ができるので、角を取って丸くする
- 甘皮はキューティクルリムーバーで柔らかくする
- 少し熱めのぬるま湯に爪を10分~つける
- 再度、キューティクルリムーバーを塗る
- プッシャーを斜め45度で回転させながら、甘皮をとっていく(前後に動かすと爪母に甘皮が入ってしまうため×)
- ニッパーでささくれや甘皮を取る
- キューティクルリムーバーを甘皮部分に塗り、水で濡らしたガーゼをくるくる当てて甘皮を起こし、余分な甘皮を取る
- ニッパーで甘皮下の薄い皮を取る。この時、甘皮は全部切ってはいけない
- ベースコートは爪を保護するために全体に塗る(塗り残しは×。但し、甘皮にはつかないようにする)
- ケアは1週間〜10日に1回の頻度
ポイントがたくさん!
今まで適当にやっていた甘皮ケアがけっこう厳しくて、自分でやるのが不安に・・・。
時間をみつけてケアだけサロンでやってもらいたくなりました。
結局。。。
爪の長さを整えるのは爪やすりで丁寧に自分でやりましたが、甘皮ケアは番組を観てびびってしまい自分で触れず。
祖母からもらったお小遣いをサロンに使うのもいいかもなと思っているところです。
今回、爪やすりで爪の形を整えるだけでも気持ちが明るくなりました。
プロにやってもらったらもっとリフレッシュできそう。
手は自分の体のパーツの中で一番目につくところですし、爪を整え労わってあげるだけで自分全部を労わってあげている気になります。
ネイルサロン、贅沢で良い浪費先かもしれない。