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遺産分割協議書の案を書き終えてから突然涙があふれる日が多くなった
夫が亡くなって、「遺産分割協議書の案を作成する」というひとつの大仕事を終えたからか、(まだ提出していないけど)
ここのところ、上手く眠れなかったり、ちょっとしたことで涙があふれたりする日が続いている。
気楽に生きたいのにどうにもくよくよしてしまう。
まぁ…大切な家族を亡くしたのだ。よく半年もわりと平常心を保って暮らしてこれたと思う。
これが普通かもしれない。
しかしこれ以上悪化したら心の病気に直結し幼い子供たちに迷惑をかけしまうかもしれない。自分の心に一石を投じる必要がある。
気楽に生きるための考え方9選
「気楽に生きればいい」「頑張らなくて良い」という言葉はたくさん頂戴するものの、なかなかそれがどうすればよいかわからない時がある。
心が不安定な時は日記など文章で残すのも頭が整理されて良いらしいと昔どこかで読んだ。
幸いに考えを吐き出す場(ブログ)をすでに開設済みなのでこちらで頭の中を整理していきたい。
まずは気楽に生きるための考え方の結論。
- 自分と他人を比較しない
- 完璧を求めすぎない
- 他人の評価を気にしない
- 必要以上に上を目指さない
- 他人に期待しすぎない
- 損得勘定で物事を考えない
- 無理しない・我慢しない
- 先のことばかり考えない
- 自分にあるものに感謝する
ひとつずつ見ていこう~。
①自分と他人を比較しない
最近よくこれ、「比較」をしてしまっている。
たとえば、義姉のところは共働きで、うちと同じ年くらいの男の子が二人いる。義母から子ども達にかける来年度の教育費をきき驚愕した。
う~ん、うちにはとてもそんなお金はない!だせない!
今まで感じなかった身内での大きな教育格差に心がドーンとやられた。
でもそんなことはどこにでもある話し。夫が亡くなってそのどこにでもある話しにうちがぽっかり収まったのだ。
「ね~~きいたー?うちはどうするー??」そんな風に、子ども達の教育について気楽に話せる相手がいない事実は悲しいけれど、うちはうち、よそはよそ。
私にできることをしてあげよう。
②完璧を求めすぎない
自分の思う通りにならないかもしれないと思うと落ち込むなぁと気がついた。
今回の「遺産分割協議書」の作成も、こちらの希望を書いた。
しかし相続人に未成年者がいるため判断するのは家庭裁判所。
こちらの希望通りに家庭裁判所が判断してくれるとは限らない。
フルタイムで働き、家事と育児とパンクしている中、資産管理までも複雑にしたくない思いで作成した協議書。
完璧に意見を通して欲しい!と強く願うあまり、結果が不安すぎて自然と涙があふれてしまう。
でも、やるだけやったのだ。完璧な結果じゃなくても受け入れるしかない。
それでたとえ苦労が増えても家族が不幸になることには繋がらないと信じるしかない。
③他人の評価を気にしない
夫が亡くなり、身内には多大な迷惑をかけている。(現在進行形)
疎ましく思われているのではと不安になり涙があふれるが、過去には戻れないので今日から誠心誠意行動するしかない。
明日から評価が良くなるよう考えて行動するしかない。
④必要以上に上を目指さない
1人で決断して決めることが多かったこの半年。
まわりからはもっと人を頼るように言われても、誰にも相談できないことはどうしても多い。
私がやらないと進まない。
そこで進めようとすると、どうしても一個人の決断だと必要以上に上を目指してしまう。これから住む場所のことや子どもがどうやったら幸せに暮らせるかなど。
それで自分の首をしめている。
上を目指さない。ほどほどにしておく。
どちらにしたって十分幸せなんだから!
⑤他人に期待しすぎない
夫が亡くなってから様々な手続きを進めていく中で、だいたいどこもとても親切だ。
今回の「遺産分割協議書」の案の作成も、預け先に名義変更手続きする際に不備はないか文言をチェックしてほしいと依頼。
大体のところは快くチェックして下さる素晴らしい企業ばかりだった。
でもそうでもない企業もあり。
ほとんどの人が親切に対応して下さった事実をおざなりにし、冷たいところに対してイライラクヨクヨすることなんてない。
自分以外のことはコントロールできない。自分ができることのみに注力し、イライラ案件は友達との飲みの魚にとっておく。
⑥損得勘定で物事を考えない
「あぁ~あの人は目の前の得をとって損しているな~~」といった「損して得とれ」の場面を今までの人生で何回も遭遇している。
今まさに自分がその「目の前の得を掴もう」の場面に直面し、我慢比べの状態にある。
これを我慢するのはなかなか至難の業だぞ。人のことは色々いえるのに自分が直面すると難しいなぁ~!
たしかに今の感情で動けば「今」は得かもしれない。でも最終的には「わからない」。
損しているようにみえても、最終的には得となるかもしれないし、すでに得した後なのかもしれない。
相手が得をしすぎているように感じてもグッと我慢してみてもいいかもしれないなぁ。トラブル回避にもつながるし。
⑦無理しない・我慢しすぎない
上の損得勘定で動かないところでは相当我慢している私。(笑)
我慢しすぎるのもよくない。しかし、こればっかりはどうしようもない。
これも「損して得とれ」の精神でしばらく乗り切りたい。
⑧先のことばかり考えない
来年の今頃はどうしているだろう?
子ども達は辛い思いはしない?
先のことを考えると手がとまってしまうことがある。今までそんな先のことは考えていなかったはず。
今できることをやろう。
たとえばブログ毎日書くとか。
⑨自分にあるものに感謝
家族がいる。
住むところの心配はあるものの、毎日布団で寝られる。食事もできる。着るものにも困らない。
一応、投資にまわせるだけのお金もある。
やることもたくさんある。(仕事に家事に育児に…)
息抜きのブログという趣味もできた。
さいごに
どんなにクヨクヨしても結局はなるようにしかならない。
夫も亡くなるまでの1週間、本当に一生懸命頑張った。でもだめだった。
精一杯頑張ってもだめだったんだから仕方ないじゃない(by禰豆子)
最近の私の好きなセリフです。
色々なことができると勘違いしてしまいがちだけど、
どうしようもないこともあるなぁということを、
きちんと頭の片隅に置いて、できる限り気楽に過ごせるように頑張りたい。